昨日の有馬の雪。
毎週、通う父がいる有馬の病院。
芦屋からバスに乗る。
前日の雪のため、
六甲山の山肌に残る雪景色。
アスファルトの芦有道路は走行には支障はないので
車窓からのんびりと雪景色を楽しむ。
11時すぎに病院に着く。
2時間弱の面会・介護を終えて
下に降りてくると
1階ホールから見える病院の外は
一面雪景色。
病院中庭にある足湯(一般の人も利用できる)からの湯気と
空から降ってくる雪、雪景色が
なんとも情緒があって、
温泉街の雪景色はよろしいなぁ~と・・・・
あかん、あかん。
そんなのんびりしたことを云うてる場合やない。
今から下山するのにバスが動くかどうかが問題。
ここで足止めをくらうってどうよ?
とまぁ、なんとか帰りのバスには乗り
山を下りることになったが
車窓から見えるのは雪、雪、雪。
まっしろけの世界。
前方は数メートル先が見えるかどうかやし
いつもは楽しめる展望台からの見える景色もまったく見えない。
アスファルトの道路も真っ白。
反対側の車線には立ち往生している乗用車。
スタッドレスタイヤを装備していると思われるバスは
いつもと変わらないスピードで芦屋を目指す。
立ち往生をしている乗用車を横目に
雪道の怖さを感じつつ、
スタッドレスタイヤの威力に恐れ入る。
芦屋側のゲートを通りすぎてしばらくすると
外の景色も普段と変わりないものになり、
数分前の雪景色とのギャップにタイムスリップした気分。
そんなこんなで無事に下山。
やれやれと胸をなでおろす。
尼っ子としては
雪が降ると単純に喜ぶものやけど
実際はそんなものじゃないことをひしと感じた昨日でございました。