電車の中の可愛らしい男の子
昨日、出かけるのに近鉄けいはんな線というか、
市営地下鉄というか・・・・
まっ、座って文庫本に目を落としていた。
時間帯もあって席もまばらに座っている程度で次の駅。
小さな男の子(たぶん3つぐらい)を抱いたお父さんが
私の向かいの空いている席にその子どもを座らせはった。
無理したら座れんこともないぐらい隣の人との空きはあるのだけど
お父さんは座ることなく子どもの前に立つ。
そしたらその男の子が
「お父しゃん(さんと言えない年頃)もすわり」と
自分の体を端にチョッチョッと寄せて言う。
なんという可愛らしい子どもやと
文庫本から目を離すが
なんせ眼鏡をかけずの裸眼。
その存在は見えるが顔はまったくみえない。のっぴらぼう・・・
その若いお父さんは
せっかくの子どもの好意を素直に受け
ちょこんと座りはる。
パパと呼ばせていないところに好感を持ち、
お父さんといえず、おとうしゃんと発音する年代なのに
父親を思う子というのがなんとも可愛らしい。
そういえば我が家の息子たちにもあんな可愛らしい時代があったのものだと
懐かしみながら、
向かいに座った父子が
阿波座より西に(私は阿波座で下車)行きはることだけを確認。
海遊館でもいくのかな~
おかあしゃんはお腹に赤ちゃんがいてるとか
生まれたての妹か弟の面倒をみてるとか
ゆえに父子でお出かけ?と勝手に想像を膨らませて楽しませてもらう。